2014年03月30日
山下木材株式会社

ここは、院庄林業さんや銘建工業さんが行なう集成材加工のような特殊な製材は行なってなくて、仕入れた原木(ヒノキ・スギ)を所定の寸法に製材し、乾燥させ、建材として出荷するという、規模の大小の違いはありますが、全国どこの町にもあるような製材工場であります。
しかし、国六K部長が案内してくださる会社らしく、製材工場の規模も大きく、一般の製材工場には無いプレカット工場を併設していたりと、やはりこの地方を代表する製材工場なのであります。
また、品質、特にスギ材の乾燥についてのこだわりは、相当なものがありました。

山下専務に工場全体を案内して頂いたのですが、その時間のほとんどが、木材(特にスギ)の乾燥の難しさについての話でした。
(かなりテクニカルなお話なので、内容は割愛します)
われわれ住宅設計者は、木材の乾燥のことをもっともっと勉強しなければならないのですが、知れば知るほどその難しさ、奥の深さを感じてしまいます。
木の性質を損なわずに、いかに乾燥させるかを追求している山下専務の姿を見ると、私たちももっと頑張らなければならないという思いを改めて感じました。

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Posted by 茹で落花生 at 09:55│Comments(0)
│建築旅行記