屋外側のエアコン配管を地中埋設にて処理しました

茹で落花生

2018年04月13日 17:55

先日記事にした、和室ビルトインエアコンの入れ替え工事、外部側の作業内容が全く紹介されていなくて、「???」と思われたエアコン設置マニアの方も多いかと思います。

今回、その外部側の作業を紹介するのですが、外部側のエアコン配管が、何と、地中埋設されていて、それを入れ替えるという大変な工事となってしまいました。
(そういうことでの別記事であります)

既設のエアコン配管を地上部分で切断します

砂利土をほじくり出して、建物際の配管を露出させていきます

延々とほじくっていきます

やっと最後までほじくり出すことが出来ました

建物際に埋設されている配管を表の化粧砂利を脇に避けてから、砂利土を延々とほじくって露出させていきます。延べ長さで8m以上あったために、ほじくり出すだけで丸々半日掛かってしまいました。

既設のエアコン配管を撤去します

続いて、埋設配管の撤去なのですが、途中にある立水栓の根元がコンクリートでガッチリと固められていて、外周の塩ビ管を抜くことが出来なかったために、その部分を残しての撤去となりました。

差し込むエアコン配管を汚さないように、周囲を養生します

埋設する長さ分、エアコン配管を真っ直ぐに延ばします

粘着テープで周囲を巻いて、塩ビ管に差し込みます

室外機側に十分な長さが出たところで差し込み終了です

冷媒管を真っ直ぐに延ばしてFケーブルを仮止めしたら、防水措置のための粘着テープを配管全体に巻いて行きます。冷媒管自体に吸水性が無いため、ここまでやる必要は無いかもしれません(現に既存配管はテープ巻きなし)が、万が一のことを考えてひと手間かけるようにしました。

8m以上埋設するのですから、冷媒配管も建物のコーナーを廻った芝庭部分まで延ばしてからの作業となりましたが、差し込み作業自体は、思ったほど大変ではありませんでした。

45度エルボーで配管を立ち上げていきます

短い直線部分で繋いで、さらに45度エルボーで垂直にします

先端を配管カバーの中に入れて、端部をシッカリパテ埋めします

配管カバー側は、45度エルボーを2ケ使って配管を垂直に立ち上げて、端部から水が入らないような措置を行ないます。

直線部分をジョイントします

45度エルボーを2ケ使って水平に90度曲げていきます

さらに45度エルボーを2ケ使って垂直に立ち上げます

配管を埋め戻していきます

室外機側は、水平方向と垂直方向にそれぞれ90度曲げる必要があったために、45度エルボーを2ケずつ使って配管をしました。

室外機をセットして配管接続、真空引きをします

室外機側の配管立ち上げ部分は、水が入って来ないように、45度エルボーを3ケ使って配管が下向きになるようにしました。画像で見て分かる通り、かなり手間が掛かってしまった関係で、周囲がスッカリ暗くなってしまっています。

大変な工事でしたが、それはそれで達成感の大変ある工事となりました。

外部側エアコン配管が埋設配管になっているエアコンの入れ替えを検討している方がいらっしゃいましたら、是非、当店までお気軽にご相談ください。


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