三宮駅徒歩3分 本家直系 「神戸ラーメン 第一旭 三宮本店」

茹で落花生

2018年03月10日 15:20

先日記事にした、京都を代表する老舗ラーメン店「京都 たかばし 本家 第一旭」。その直系として第一旭の創業者である田口有司氏の息子、田口隆弘氏(三男)が暖簾分けで昭和46年、神戸に開業したのが「神戸ラーメン 第一旭」。

本家だけでなく、本家直系のお店の味も確かめたくて、三宮本店を訪問しました。

繁華街にあるラーメン店とは思えない外観

JR三宮駅東口から徒歩3分ということで、ビルの1階にお店を構えていると思っていたら、予想とは全く違う郊外型店舗のような外観。

店内は、かなり広め。中央にはコの字型に15人ほど座れる大テーブル。それを囲むようにウッディーな4人掛けテーブル席が9つほどと、厨房側にカウンター席が8つほど。京都の本家もこれぐらい広々としていると・・・

ラーメンとご飯もののメニュー

Aラーメン、Bラーメン、Cラーメンという脱力系のネーミング

単品と飲み物のメニュー

ラーメンは、本家の流れを汲むのが、A(普通のラーメン)、B(チャーシューメン)、C(チャーシューメン大盛り)という、なんだかなあという感じのネーミング。他に、味噌ラーメン、塩ラーメン、変わったものでトマトラーメンというものもあり。

アイドルタイムの生ビールセット(生ビールとおつまみ1品で500円)がオトク。

Bラーメン 760円

注文してあまり間が空かずに、Bラーメンが到着。ビジュアル的には本家に近い。メンマが入っているのと、デフォルトで中央にコショウがかかっているのが、大きな違い。チャーシューは本家の4倍ほどの大きさ。自分史上最大サイズ。

スープは本家に比べてマイルドで甘味も少な目。豚骨ベースも少々パンチ不足。その分獣臭も少な目。(あくまで、本家と比べて、です)

麵は細めのストレート

麵のストレート加減は本家と同じものの、太さはかなり細め。スープとのバランスで言えばしっくり来るのかも知れませんが、本家の独特の食感を知ってしまうと、あまり個性の強くない麺と感じてしまいます。

マイルドなスープと麺に、強烈な存在感を放っていたのがチャーシュー。サイズも大きいうえに厚みもあるので食べ応え十分、というか、噛み切るのにかなりのアゴ力が必要。主役のチャーシューを食べさせるために、麺とスープがある感じ。

少々残念だったのが、ネギ。切り方が悪いのか火の通りが甘いのか、ネギ特有のヌメリと苦みが少し感じられました。

これはこれでソコソコおいしいラーメンだと思いますが、麺とスープとチャーシューとネギとのバランスが絶妙な本家の味を期待して行くと、肩透かしを食らうのではないかと思います。本家は本家、分家は分家、という感じです。

抜群の焼き色の餃子 8ケ300円

本家以上だと思ったのが、焼き色も美しい餃子。本家よりも少し大ぶり。中の餡も本家より水分少な目で丁度良い塩梅。薄めの皮は美しい色に焼かれて、パリっとモチっとが同時に味わえる。これで8ケ300円は絶対に「買い」だと思います。

本家と同じ味を期待すると肩透かしを食らってしまうものの、ここで修業された方が開業し、現在、神戸市内を中心に県内に12店舗を構える「もっこす」、もっこすから暖簾分けをした「神戸っ子ラーメン」等、神戸で人気のあるラーメン店の源流とも言うべき良店ですので、一度、訪ねてみてはどうでしょうか。


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