ファイヤーバード、殉職！

薪や熾きをつかむことに関しては、100均トングと全く変わらない性能しか持ち合わせていないことが判明したファイヤーバード。

見た目の良さと「made in Japan」というだけでは、税別7,900円の価値を見出すことが出来なかったので、手の延長として使ってみたり、トリベットとして使ってみたりと、あれこれ別の用途を考えてそれなりに使っていたファイヤーバードなのですが、かわはらさんのブログにあるように、この度殉職と相成りました。

二つの火かき棒となったファイヤーバードです
破断面のアップです
トリベットとして使っていた時の状態です
トリベットとして使う際に限度以上に広げたことが破断の直接原因でしょうから、「用途外使用した、おめーさんが悪い」というのは勿論分かってはいるのですが、これが何シーズンも使った後の話では無く、たった3度目での使用でポキッと逝ってしまったことに少々納得出来ていません。

まあトリベットとして使う以前に、ロクに取扱説明書も読まずに一生懸命太い薪を持とうと何回も先端を広げていましたので、たった3回広げただけで破断したという訳ではないのですが、それでも100回前後しか広げていない中での出来事ですから、やっぱり「早くに破断した」ということは言えると思います。

かわはらさんも書いているように、これを「ショボイ」と思うかどうかは人それぞれですし、用途外使用の上での話ですから「欠陥商品」という判断をしてはいけないと思っています。

ただ、一番の問題点は、「取扱説明書にしっかりと書いている」ことを隠すかのように、「ネットでの商品説明には一切書いていない」ということだと思います。

取扱い説明書に書かれている内容です
この取り扱い説明書が添付されている商品と、ポール・キャスナー氏のコラムで紹介されている商品が同一のものであると言われた時に、多くの人が違和感を持つのではないでしょうか。

ファイヤーバードの先端は、デフォルトで６ｃｍしか開いていませんから、これで名実ともに「取扱い説明書の通りの商品」であることが証明されました。



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